バンダバーグ地域のマカダミア生産者
ズンカー家の農業の歴史は、バンダバーグの豊かな大地とともに長く続いています。そのルーツは、地域の象徴でもある砂糖産業が始まった植民地時代までさかのぼります。曾祖父母の代からサトウキビ栽培を始め、その後6世代にわたり、スイカ、スイートコーン、キュウリなどさまざまな作物を育ててきました。
現在、家族の農業を担うのはダレンと妻のリンダ、息子のイーサンとその妻エミリーです。彼らはオーストラリア全国に出荷するサツマイモ事業を成功させる一方、将来を見据えて4年前に33,000本のマカダミアの木を植えました。
彼らの若いマカダミア農園は、バンダバーグの美しい海岸線の近くに位置しています。涼しく湿った海風と水はけのよい砂質の土壌に恵まれ、その環境を大切に守りながら栽培を行っています。
「マカダミアは浅い根を持つ熱帯の木で、もともとは熱帯雨林の木々の下で、落ち葉などが分解された栄養を吸収して育ってきました。だからこそ、自然に循環する堆肥で根を育てることができれば、多くのメリットが生まれるんです」とダレンは語ります。
自然と共に農業を行うという考えのもと、ズンカー家ではフクロウ用の巣箱を設置してネズミ対策を行ったり、春に花が咲く時期にはハエを新たな受粉媒介者として活用する試みも行っています。
「ここには昆虫やクモ、バッタや甲虫など、さまざまな生き物がいます。それはとても良いことなんです。そういう環境こそ、私たちが大切にしているものです。」
Hort360 Reefcare Certification にも取り組み、土壌や農業の改善を続けながら、ズンカー家は若いマカダミアの木とともに家族の次の世代の成長を楽しみにしています。
最後に「幸せの鍵とは何ですか?」と尋ねると、ダレンはこう答えてくれました。
「幸せの鍵は、調和だと思います。家族の中に良い調和があれば、それがすべてですね。」

