The Goodhew Family

グッドヒュー家

バンダバーグ地域のマカダミア生産者

2021年、サイモンとケイト・グッドヒューはクイーンズランド州へ移住し、太古の熱帯雨林に自生するマカダミアが今も見られる地域の近くで、美しいマカダミア農園を購入しました。165ヘクタールの広大な農園には33,000本のマカダミアの木が育ち、4人の幼い子どもたちにとっては格好の遊び場にもなっています。

もともと綿花栽培に携わっていたこの夫婦は、農業の季節のサイクルに寄り添いながら、その専門知識をマカダミア栽培へと応用しています。この農園は1980年代後半に最初の植樹が行われて以来、多くの人々に受け継がれてきました。そのため、樹齢30年以上の木もあれば、最近植えられた新しい品種の木もあり、受粉や収穫の面でも大きなメリットを生み出しています。

「受粉を助けるためにたくさんの品種を育てています。いろいろな品種が混ざることでミツバチも活発になり、収穫の時期も少しずつずれるので作業が分散されるんです」と彼らは語ります。

忙しい収穫期が終わると、家族にとって一番好きな季節は春です。次の収穫に向けた計画を立てながら、咲き始めた花の香りを楽しむ時間でもあります。

「ミツバチの羽音が聞こえて、花の甘い香りが空気に広がるんです。すべてが再び生き生きと動き出す季節ですね。」

多様な自然環境に囲まれて暮らすグッドヒュー家の農園は、クイーンズランド州でも屈指の美しい自然に近い場所にあります。フレーザー島(K’gari)や国立公園、グレート・サンディー海峡などの自然にも恵まれています。

「農場ではいつも何かやることがありますが、週末には家族で外に出て自然を楽しむことも大切にしています。サイモンは子どもたちとよく釣りに出かけますし、ダムでカヤックをしたり、ヤビーの仕掛けを置いたり、農場の中をバイクで走ったりもします。ここ以外で子どもを育てるなんて想像できません」とケイトは話します。

異なる作物からマカダミア栽培へ移行することは決して簡単ではありませんでしたが、グッドヒュー家はその挑戦を前向きに受け入れてきました。土壌や植物の健康、昆虫との関係など、これまでの農業経験を活かしながら、できる限り自然に寄り添った方法でマカダミアを育てています。

「大切なのは全体を見ることですね。結局のところ“少ないほど良い”という考え方です。土壌や植物、昆虫についての知識をマカダミアに活かしているだけで、特別なことをしているわけではありません。ただ、丁寧にしっかりやること。それが一番の秘訣なんです。」